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踊る側と、見届ける側。かわさきタップフェスティバルを終えて

こんにちは!福岡のタップダンサー安武あいりです。
先日開催されたかわさきタップフェスティバルに、ソロパフォーマー、そしてコンテスト審査員として参加させていただきました。
舞台に立つ側、そして挑戦する方々を見届ける側、その両方を一度に経験した、とても濃く、学びの多い2日間となりました。

ソロパフォーマンスは黒いオルフェで。

今回は生演奏のステージということで、大好きなラテン系の曲で考えました。おしゃれに落ち着いたテンポで演奏されることが多い黒いオルフェですが、今回は少し速めで、やってみたかった構成を存分にミュージシャンの方にお願いをして、全体を作りました。
ミュージシャンの方々との緊張のリズムのやり取り。
インプロといえど、曲の構成をミュージシャンの方に伝えるため、私はタップリズムの緩急の構成を漠然と考えることが多いです。
カウントからドラムとタップの同時入りからスタートして、ストップタイムやピアノソロ。色々入れ込みたいリズムは練習の時にたくさん浮かんできていましたが、本番のステージの上になるとやっぱり、その時その瞬間のリズムが出てきます。そのリズムを後から見返したときに、どこまでそのタップに納得がいくかが、インプロの怖さでもあり楽しさだと思います。
今回の本番のリズム、私は全く覚えていません!!!笑 映像が楽しみです。

そして昨年のバンコクやシンガポールでのタップフェスで一緒に踊ったメンバーが来ていました!!
そして今回新たに出会えた子も。タップを踊っていたら世界中に友達ができる。幸せなことです。

コンテスト審査員

そして翌日はソロコンテストの審査員を務めさせていただきました。ご一緒させていただいたのは、HideboHさん、藤井真梨子さん、藤川誠さん。
大変光栄である一方、経験豊富な皆さまと並んで審査をすることに、大きな緊張もありました。ですが、指導者として、現役のダンサーとして、そして前日に自分自身も舞台へ挑戦した一人として、一番コンテストに挑戦する皆さんに近い立場から、私なりに受け取れるものを大切にして、審査させて頂こうと思いました。

開票作業中のトークタイム

子供の部、学生の部、一般の部。それぞれ皆さん、とても個性的で、たくさん作品と向き合ってきた想いが伝わってきました。本当に十人十色。基礎を大切に、だけど自分らしさや表現したい世界観を存分に出せる。タップダンスの持つ表現の幅も改めて感じさせられました。

踊る側と審査する側、双方に立って。

自分自身が舞台に立ち緊張感の中パフォーマンスをした翌日に、今度は挑戦する方々を審査する立場に。
舞台に立つ一人ひとりへの共感もより深くなりました。

誰かの前でパフォーマンスをするというだけでも緊張します。審査されるとなれば尚更。
コンテストに挑戦しようと決めた、それがまずはとても素敵で素晴らしい事だと思います。

しかしやはりコンテスト。結果が出ます。
結果発表の時の皆さんのドキドキした表情、思う結果が出せた笑顔、名前を呼ばれず唇を噛み締めている悔しそうな表情。きっとその一つひとつが、皆さんをまた新たなステージに引っ張っていってくれるのだと思いました。

今回お声がけくださった、フェスティバル主催者の藤川誠さんとの出会いも、タップダンスバトルでした。
福岡から何もわからないまま「予選は突破するぞ!」と心して挑戦して、結果準優勝までいけました。その時に、決勝では負けてしまいましたが、帰り際に客席に来られていた藤川さんがお声がけくださったことが最初の出会いです。
当時その言葉がどれほど嬉しかったことか!今でもその時のことははっきり思い出せます。
バトルでは優勝はできなかったけれど、その時の出会いが巡り巡って今につながっている。コンテストやバトルは、WSやステージよりも、各々が個性を発揮できる瞬間が多い分、覚えていてくれる人も多いのかなと思います。

今回のかわさきタップフェスティバルでまた沢山の刺激をいただきました。
今回得た学びや刺激を、自分自身やスタジオのこれからのタップシーンに落とし込んでいきたいと思います。
このような貴重な機会をくださった藤川誠さんはじめ、ご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました!!!!

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