こんにちは!福岡のタップダンススタジオ アートステップス・ネオ タップダンススクール 講師の安武あいりです。
今日は、珍しい体験をさせていただいたので、こちらでもご紹介!
タップダンスの奉納
以前から、何度かタップダンスのご奉納をさせていただいております、福岡市中央区にあるお寺、圓應寺。母から受け継いだ和装のお衣裳を身に纏い、お経や和太鼓にタップの音を合わせて踊ります。
今回はそちらにて行われた、「魔を祓う鬼の節分祭」にて、ご奉納をさせていただきました!
そして豆まきもしてきたよー!!!
「福は〜うち!」でも「鬼は外!」とは言わない豆まき?
仏教では、「鬼」を常に飢渇きに苦しむ亡者「餓鬼」と同一視することがあるそうです。そして私たちの心の中にも。。。
餓鬼は私たちとも無縁の存在ではなく、私たちの心のなかにも、餓鬼(鬼)と同じように、自分の幸せに執着してしまう気持ちがあります。
顧みれば、実際の鬼は外にいるのではなく、私たち一人ひとりの中にいるのではないでしょうか。限りない欲望があり、激しい怒りや妬みの心を持ち、真理を知ろうとしない愚かさが私たちにはあります。この煩悩こそが私たちの「鬼」の正体なのです。
邪気を払う節分の時期、私たち自身の心のなかにある「鬼」となってしまう欲望を払う機会と教えてくれる鬼に感謝して、仏さまのご慈悲を信じ、内なる悪や心の弱さに克己する気概を持つことが大切なことなのです。
自らの身と心と言葉を浄め、そしてお救いいただき、諸々の厄難を払い、福を招く節分豆まき。ですから「鬼は外」とは言いません。
(圓應寺 HPより抜粋)
これを読んで、ほほう、、、と思いながら、当日を迎えました。
そしてお寺に到着すると、、、
鬼瓦〜〜〜!!!!!
その横に準備されているタップ板と和太鼓。
身支度を整え、お寺の周りの練り歩きの準備を。
この日は雨予報でしたが、午前中はなんとかお天気がもってくれました。にしても、この日、屋外でこちらのお衣装は、寒かった。。。
形代に名前を書き、己の心の煩悩や鬼を形代に託します。練り歩きから帰ってきたら、鬼瓦の前の火鉢に入れ、燃やします。
そしていよいよ、ご奉納のタップの舞です。
その様子はぜひ動画にてご覧ください!この日は三木英信副住職の般若心経に、和太鼓表現師の池脇晋輔さんの太鼓と共に、踊りました。
奉納の後はみんなで豆まき!
豆まきをしたのは、地元の神社で年女だった12歳の頃以来!
とっても楽しかったです!